「飯場」・模擬炭坑

○強制連行(飯場)コ−ナ−

日本がアジアへの侵略戦争遂行のために行った朝鮮人の強制連行。そして強制連行された朝鮮人たちが炭坑や鉱山、土木現場などで極めて低劣な衣食住の下、差別・虐待の中で強いられた苛酷な生活と労働。その実態に光をあてています。

上の写真は、手作りで再現された「飯場」(強制労働者のための粗末な宿舎)の内部。ここには、例えば次のようなものが展示してあります。

労務者の食事模型

連行された朝鮮人労務者は劣悪な環境の下、過酷な労働を強いられました。その証言に基づき、当時の食事の模型が作られています。

強制連行地図

朝鮮人、中国人労務者が、日本全国のどのような事業場へ配属されたかを地図で示しています。

模擬炭鉱

炭坑の入り口を「坑口」といい、それを再現しています。当時使われたツルハシや石炭なども展示してあります。